「やっぱり便利だった!」
これはウォーターサーバーを使ってみての感想です。
しかし、全てが良いわけではありません。
ウォーターサーバーのメリットは使いたいときにお湯や冷たい水がすぐ使える、飲みたい水を選ぶことができる、衛生的で安全などがあります。
デメリットは経済面では水の費用や電気代がかかり、設置する場所が必要になる、稼働する時の音が気になるなどがあります。
ウォーターサーバーを選ぶにあたり、どういう目的で使用するのかがとても重要で、そのためにもウォーターサーバーを使用するメリット・デメリットを理解しておくことが失敗しないポイントです。
ウォーターサーバーのメリットとデメリットや設置に関すること、ウォーターサーバーのメンテナンスなど、事前に確認するポイントについて紹介します。
目次
ウォーターサーバーを使用するメリットとデメリット
ウォーターサーバーのメリット
ウォーターサーバーを使うメリットはいくつかあげてみます。
- すぐにお湯や冷たい水が使える
- 飲みたい水を選べる
- 衛生的に安心
飲みたいときにすぐ使えるという利便性はウォーターサーバーの最大のメリットと感じる方も多いようです。
まず、お湯を沸かす手間が省け、よく冷えた水もいつでも使いたいときにすぐ使える。
これは一度使ってしまうと手放せなくなります。。
飲みたい水を選べるのもウォーターサーバーのメリットでしょう。
お値打ちなRO水から日本各地の有名な天然水まで自分で飲みたい水を選ぶことができます。
赤ちゃんがいるお母さんの心配は水の安全性で、水に気をつかっている家庭が多いと思います。
水道水には殺菌のために少量ですが塩素が入っていて、地域によっては塩素の臭いが気になるといったこともあります。
また、マンションなどでは蛇口からでる水は一旦貯水槽に蓄えられた水道水を利用している場合もあります。
貯水槽は定期的に清掃をしているとは言うものの衛生的には少し不安です。
その点、ウォーターサーバーを使用すると衛生的でおいしい水が自己責任で使用できるので安心です。
使いたいときにお湯がすぐ使えるといった点では、真夜中の授乳でミルクがすぐに作れるのはとても便利です。
ウォーターサーバーのデメリット
では、デメリットは何でしょうか?
- 経済面に水の費用や電気代などのコストがかかる
- 設置スペースの確保
- 稼働音
やはり経済面ではウォーターサーバーを使用するとコストがかかります。
蛇口から出る水道水をそのまま使えば、飲み水だけでにかかる料金はわずかなものです。
ペットボトル入りのミネラルウォーターで比較すると500mlではウォーターサーバーの方がコストは低いですが、2Lのペットボトル入りミネラルウォーターではコスト高になります。
ウォーターサーバー本体の電気代やレンタル代もかかってくるので費用がかさみます。
ウォーターサーバーを設置する場所や水をストックしておく場所も必要となります。
現在主流のウォーターサーバーはコンパクトなデザインにはなっていますがそれでもそれなりに場所は必要になります。
割と見落としがちなのはウォーターサーバーの稼働音です。
実際に設置して分かったのですが、冷蔵庫並みの稼働音がします。
稼働音は常時しているわけではないですが水を冷やす原理は冷蔵庫と同じなのでコンプレッサーの作動音がします。
寝室や赤ちゃんのお部屋へ設置を検討している方は注意しましょう。
ウォーターサーバーの設置に関して
ウォーターサーバーを契約する前に設置スペースを事前に確認しておきます。
キッチンへ置くのか、リビングにするのか、または寝室に置くのか、どこに置くか決まったらウォーターサーバーを置くのに「必要なサイズ」を調べて置き場所を確保します。
「必要なサイズ」と書いたのは本体のサイズにプラスしてクリアランス(すき間)が必要だからです。
例えば冷蔵庫も後ろや横にすき間が必要なようにウォーターサーバーにも空気が流れるようなすき間が必要になります。
「必要なサイズ」にはメンテナンスに必要な寸法も含まれます。
壁との隙間がないとメンテナンスやウォーターボトルの取り換えができなかったりしますので本体サイズ+クリアランススペースを確実に確保できるか確認します。
ウォーターサーバーを設置する時に工事が必要なのかも確認しておくポイントです。
ほとんどのウォーターサーバーは設置に関する工事は必要ありませんが、電源は必ず必要になるのでコンセントの位置の確認や延長コードを用意します。
ウォーターサーバー本体の設置を誰がやるのかを確認します。
ウォーターサーバーの本体は初回の水が配達される日に同時に送られてくるケースが多く、搬入までしてくれるのか、あるいは設置までやってくれるのか、または配達のみで搬入と設置は自分たちで行うのかを事前に確認します。
設置に関しては女性や高齢の方にとっては大変な場合もあるので事前の確認が重要です。
ウォーターサーバーのメンテナンスと日頃のお手入れ
ウォーターサーバー本体はメンテナンスと日頃のお手入れが必要です。
ウォーターサーバー内部のメンテナンスはメーカー側で行います。
内部のメンテナンス方法は本体をメーカー側で引き取って行う方法やメンテナンス済のサーバーと交換する方法などあり、メンテナンス料も無料・有料、どちらなのか確認が必要です。
ユーザー側でやらなくてはならない日頃のお手入れは外側を清潔に保つことで、注ぎ口回りや受け皿、ウォーターボトルの接続部などがあります。
目で見えるところですし、お手入れといっても汚れていたらふき取る程度の作業です。
内部のセルフクリーン機能があるサーバーはどういった仕組みになっているのか詳しく聞きましょう。
衛生面はとても大切なポイントなので納得いくまで説明してもうことが重要です。